なぜDX市場は巨大なのに利益にならないのか

月寒

概要

消費行動としての生産行為に金を払っている可能性

なぜDX市場は巨大なのに、あるいはテクノロジーの便益が極めて大きいのに、しかし平均的にはそれに見合った利益が生まれないのか。それは生産行為自体を消費している構図にあるのではないか。生産性は消費財になりうる。需要と消費能力というハードな制約を無視すべきではない。

市場における矛盾したメッセージ

生産性が高いのは多くの場合で明らかなのに、利益にはならない。コストがコントロールできない、重い。

生産性を高めても利益にならないケース

利益化できない生産行為をより多く消費している

非対称的に、一部のテクノロジーの供給者側が利益を上げる構造

無限の生産

無限の(そして目に見えない)デジタル在庫

非対称な利益

生産性が高いのにROIが出ない例

便益としての投資の評価の難しさ

ROIを求めない便益のための投資として、生産性投資を運用することは道理にかなう。しかし、ROIの見通しが立たない、おそらく出ない、ということは経済的にはただコストが増えていくということを意味してもいる。この正当性は事後評価しかできないので、事前に正当化しようとすれば正当化できる。それは実際にビジョンに対する投資という意味を持つ。しかし一方では、消費環境には困難なトレンドと現物的な制約があるため、機会投資による損失が成り立ちやすい。

無理の予兆

収益構造が市場ではなく、政府資金・軍事競争・税・金融に答えを求めている

マクロ経済的な問題

経済 テクノロジー